産まれましたよぅ。〜陣痛編2〜
日付は11月28日(金)
産院へ向かう約30分の間にも痛みは増していきます。
7時10分頃に到着して、私は張りチェックの部屋へ。オットは病室へ荷物を運んだり、出産後にすぐ使う、あらかじめ言われていた五点セットを渡したりしていたそうです。
子宮口の開きをみる診察の痛いことと言ったらビックリ!
「子宮口どこだ?どこ?」グリグリ〜
「あった〜…うーん向きがなぁ…開きは1、2センチか」
と、向きが逆なのと、10センチ開くまで待つよ、というのをオットと説明されて、まずは分娩室の隣の個室で間隔と痛みの時間を測る。
ここで8時。
「朝ごはんだよ〜。食べれなかったら旦那さん食べて、奥さんには食べやすそうなのを買ってくるとかね。」その案に賛成。
もはや、痛みでベッドから起き上がれない状態。
短いノリ巻き2本だけ、押し込むように食べる。
その後、6分間隔30秒の痛みが延々と。
「うーん、間隔も縮まらないし、子宮口もまだ4センチかぁ。もう少しかかるかな〜」
ここで14時。
「ま、今日には出てくるでしょっ」とニコニコ顔の看護師さん達。
3人くらいの看護師さんたちがいったり来たりで「今に叫ぶだけ痛くなるからね〜。頑張ってね」と。
院長先生も顔を出して「まず頑張れな」と。
15時になり、まだ子宮口は4.5センチだけど、お腹側を向いていた子宮口が膣側を向きだして「良かった〜」という声。
痛みはさらにキツく陣痛室へ移動し、張りチェックの機械を付けながら待機。
17時、夜を担当する看護師さんが引き継いでる様子。
その看護師さんの子宮口チェックで「そっか、りきんでると4.5センチで痛みが無いときは7センチなんだね。次に痛みが来たら、なるべく何も握らずに体を丸くしてね。おさまったら、体は伸ばしていいよ。」
もうすでに病院に着いてから10時間なので看護師サンたちも入れ替わり励ましに来てくれる。
「入院中のみんなも朝の人は大丈夫?って心配してらよ〜。頑張れな〜」
このあたりから、記憶が途切れ途切れで、
看護師さんも付きっきり。
「来た?(痛みが)じゃあつかまない!なるべく体に力を入れないで!目を開けて〜。体を丸くして!そう、そう!
はい、行ったら(痛みが)大きく深呼吸〜フー…目を閉じて休む…」
オットとかけつけた母親も交互に腰をさすってくれ、特にオットは看護師さんのやり方を常に真似してさすったり、息の仕方も看護師さんがいないときは誘導してくれました。
涙はボロボロ流れだし、あまりの痛さにもう次の痛みがくる前に死んでしまってもいいと思いました。
また院長先生が覗きに来て、泣いてぐちゃぐちゃの顔を「いい顔になって来たな、よし!」と。
なんとすでに22時。
子宮口のチェックで「いいぞ〜力んでも力まなくてもどっちでも8センチになった!上手だ!」
でも、もう何かにつかまらなければ耐えられなくなっていて、看護師さんの「ヒッヒッフー」なんてフーしか出来なくて、ヒッヒッの部分は息なんて吸えない。そのままいつまでも吸わないほうがまだ楽で
「息して!息!」と言われたり。
母親は見てられない、とあまり一緒にいなかったみたい。
「旦那さんは今日休んだの?検診日で休みだったんだ。まぁ、赤ちゃんはお利口さんなんだね〜。
旦那さんみたいに優しい子だね、きっと。
まだ出たくないってのんびり屋さんはどっち似かな?」
『多分、俺…?』
看護師さんも長丁場に空気を和ませる会話をしてくれているのをボンヤリ聞いてました。
病棟はすでに消灯して私のうめき声が暗いシーンとした廊下に響き渡っていたと後から聞きました。
つづく…
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